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唯一無二のアート~焼き絵の魅力と技法

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唯一無二な魔法のアート~焼絵の魅力と技法

唯一無二な魔法のアート~焼絵の魅力と技法

2022/11/23

皆様こんにちは。焼絵師 葉流音です🤓✨
今回は、焼き絵の魅力と技法について話していきたいと思います‼

そもそも皆さんは『焼絵』を知っていますか?
おそらく日本では焼絵というアートを知らない方が大勢いらっしゃると思います。
そればかりか「焼絵」という言葉自体を知らない方がほとんどではないでしょうか。

焼絵アートは海外ではよく知られていますが、日本においては認知の発展途上にあるのが現状です。
こんなに魅力あふれる焼絵を日本人が知らないのはもったいない‼日本にも焼絵を広めたい‼
そんな思いから今回は『焼絵』をわかりやすく説明していきますね😊



■そもそも焼絵ってなに?

まず焼絵とはどんなアートなのかを話していきたいと思います🙂✨
焼絵というのは、木材・紙・革などに電熱ペンという道具を使って文字や絵柄を焼き付けていくアートです。
また、焼絵はWoodburning(ウッドバーニング)やPyrography(パイログラフィ)とも呼ばれています。

焼絵はウッドバーニング技法(焼き付け)を用いて制作していきますが、その歴史は意外にも長く古代エジプト時代まで遡ります。
アフリカの部族などを含めた焼絵の有史以来、世界の広い範囲で焼絵の例が見られています。

日本においても「日本書紀」や「平家物語」に焼絵に関する記述があり、江戸時代には絵画のほかに羽子板や茶道具箱に焼絵が施されていたという記録も残されています。

このように歴史的に見ても世界各地で実例が挙げられているほど、実は焼絵というのは知られているアートなのです🌍💕
では、なぜ日本では焼き絵がほとんど知られていないのでしょうか。
私が思うに明治時代に起こった西洋絵画の隆盛が理由にあると考えています。
それに合わせて道具や技法の発展不足・認知不足もあるのではないかと思います。

色彩豊かな西洋絵画あるいは西洋文化の華やかさによって、国内での焼絵文化が衰退していったのではないでしょうか。

 

しかし、現在の日本で焼絵が知られていない最大の理由は、焼絵の魅力をうまく伝えて来れなかった事にあると思います。
その証拠に海外ではウッドバーニングとして知られているのに対し、日本では焼絵という言葉自体を知らないという実状があります。
焼絵に関する記述は日本でも残されているのに、伝統として又は工芸品として受け継がれてこなかった事は本当に残念に思います。

だからこそ私は日本における焼絵の認知拡大を図りたいのです‼焼絵を日本の伝統技術や工芸として受け継いでいけるように世の中に広めていきたいと思っています😉



■唯一無二な魔法のアート‼焼絵の魅力とは
ここでは焼絵の魅力について話していきたいと思います😊✨
焼絵の最大の魅力は焼き色の濃淡にあります‼ そして焼絵は他のアートには決して真似をすることができない唯一無二な魔法のアートなのです‼

これを聞いて皆さんは今こう思ったのではないでしょうか。なぜ焼絵が魔法のアートなの?って🤭
それはどういう事かというと、他のジャンルのアートには初めから目に見えた形で色が存在していますよね。
鉛筆・絵具・インク・顔料・墨汁など、画材道具からして色彩豊かな色が存在しているんですよ。
たとえ天然由来の染料であっても、やはり色は初めから存在しているわけです。

しかし焼絵の場合はどうでしょうか。道具や素材はあっても色はどこにも存在していません。
焼絵は焼き付けをして初めて色がついていくアートなのです。当たり前のことを言ってるように思いますが、これって単純にスゴくないですか?😃✨
だって色がどこにも存在していないんですよww 手を動かしながら色を生み出していくなんて他のアートには絶対にマネができない事ですからね‼

だから私は焼絵を「唯一無二な魔法のアート」と呼ぶのです🪄
それに焼き色で絵柄を描くこと自体が面白いと思います。言ってしまえば焦げですからねww
そういった意味でも唯一無二のアートと言えますね🤭


焼絵は焼き色の濃淡を駆使して様々な表現が可能なアートでもあります💕✨
繊細な絵柄からダイナミックな絵柄、和のデザインから洋のデザインまで多岐にわたって焼き付けをする事ができます。
濃淡を駆使した焼絵を描くためには、まず温度幅を極めることが重要になります。

温度幅を極めるということは、すなわち自由に濃淡を生み出せるということです。
その技術を身に付けることで焼き絵の持つ魅力を最大限に引き出すことが出来るようになるのです!!
温度幅や道具については以下で話していきますね😉💕



■焼絵の道具と技法について
焼絵は電熱ペンという道具を使って絵を焼き付けていきます🤓
上記の画像を見て頂ければお分かりになられるかと思いますが、電熱ペンは半田ごてによく似た道具です。
ボックス型の機械が見えるかと思いますが、つまみとメーターを見て温度調節をします。

焼絵をはじめる際は、まず温度幅を身に付ける必要があります。
ホームセンターなどで木の端材を購入して焼き付けの練習をすると良いと思います。
実際にやってみると分かるのですが、人それぞれ好みの焼き色があると思います。
まずは自分の濃淡幅を見つけることが重要になります😌✨ 温度幅=濃淡幅ですね!!


あとは焼絵で描く絵に関してですが、これについては数をこなすしかありません😂
最初は何かをマネして絵を描いてもいいんです。とにかく絵をたくさん描いてみることで勝手がわかってきますから✨
たくさんの焼絵を描くことで焼き色の濃淡をどう使えば良いのかがわかってきます。
それに数をこなすという事は、絵が上手くなっていくという事でもあります💕
何度も絵を描くことが上達の一番の近道です‼

それから電熱ペンのペン先もいろいろな形状のものがあり、線を引くのに便利なペン先や濃淡のグラデーションをつけるのに便利なペン先などがあります。
このペン先を変えてみるという事も焼絵をする上ではかなり重要なので、温度幅と濃淡幅の練習と合わせて身に付けておくと良いですね😊✨


あと焼絵に最適な木材ですが、一番のおすすめはシナ木材です🌳✨ シナは南米原産の木で、木肌が白く木目が薄いのが特徴です。
焼絵の魅力である濃淡を最大限に引き出すには、木肌が白く木目が強く出ていないものが良いです。
ひのきや杉の木、ケヤキの木や桜の木なども悪くはありませんが、木目が強いと焼いた時にそこだけ濃くなってしまうことが多々あります。
木目を活かしたいという方は良いと思いますが、濃淡を駆使した繊細な焼絵を描きたい方は間違いなくシナ木材が一番です‼

焼絵に使用する木材は値段ではなく、木肌の白さとなるべく木目の少ないものとなります。
シナ木材はホームセンターなどでベニヤ板として一枚物でも売っていますし、あらかじめカットされたボードとしても売られています。
しかも安価なので購入しやすいですよ✨焼絵は経済的にも優しいアートです🤭💕



それでは簡単ではありましたが、焼き絵の魅力と技法などについてはこれで終わりとなります😌
皆さんいかがだったでしょうか。焼絵をするにあたって覚えることはたったこれだけの事しかないのです‼
焼絵は決して難しいアートではないのですが、道具がネットでしか売ってなかった焼絵という言葉自体知られていなかったりと、そういう所からして認知がされにくいという現状があります。

こんなにも魅力的で素敵なアートですので、もっとたくさんの人に焼絵を知ってもらいたいと思います。
日本国内での認知拡大に向けて、これかも焼絵の魅力をどんどん発信していきたいと思います‼


皆さん、今後とも焼絵師 葉流音をどうぞよろしくお願い致します‼😉💞✨




















































 








 

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