焼絵で魅せる浮世絵~『霜月いろどり芸術展』に作品を出展中‼
2022/11/19
皆様こんにちは。焼絵師 葉流音です😊✨
11月も後半に入りましたね。これからの時季ますます寒くなりますので、体調には十分に気をつけてご自愛くださいね‼
前回は「国際平和美術展」に焼絵を出展したという話をしましたが、実は他にも作品を出展している展示会が開催されています🥰
いま開催中の展示会は『霜月いろどり芸術展』という展示会で、東京は京橋千疋屋本店さんの2階にある「千疋屋ギャラリー」にて
焼絵を出展中です✨
千疋屋さんといえば高級フルーツ販売で有名な老舗のフルーツ店ですが、そのような歴史ある千疋屋さんのギャラリーに私が制作した焼絵が出展されている事をとても誇りに思っています。本当に光栄です😌
また、私の焼絵を評価いただいた上で展示依頼を下さった事にも感謝しています。
出展されている焼絵は『秋郷の龍魚』という作品で、まさに新感覚の浮世絵です✨
これまでの浮世絵とは全く違うものになっていて、焼絵で魅せる浮世絵には版画とは別の魅力があります。
最大の魅力は焼絵でしか出せない焼き色の濃淡にあります😉
これは焼絵自体の魅力でもあるのですが、かつて江戸時代に木材の焼き色を利用して描かれた浮世絵はあったのでしょうか。
いいえ。焼絵で描かれた浮世絵は今だからこそ制作できるアートなのです‼
むしろ今でも焼絵で浮世絵を描いている職人さんは世界広し言えども日本にわずかしかいません。
そんな極めて少ない焼絵師として活動している私が魂を込めて描いた浮世絵。それが「秋郷の龍魚」です。
この作品は秋の山里に流れる清流が池となる場所で、水面に姿を現した龍魚と猿観音の神秘的な光景を垣間見るかのように切り取った絵柄になっています😌✨
私が考案した想像の世界になりますが、この面白い構図の絵柄を伝統的な浮世絵として描きました。
葉流音が目指す浮世絵は、伝統的な描写や形は崩さずに新しい風を吹き込むこと。そして版画による浮世絵とは異なる技法の焼絵で描くことにあります。
これまでもいくつか焼絵で浮世絵や日本画を描いてきましたが、この「秋郷の龍魚」はこれまでの全てを注いで描いた浮世絵になっています💖
「霜月いろどり芸術展」は11月20日(日)が最終となっていますが、お時間のある方や足を運べる方には是非とも実物を見て頂きたく思います🙂✨
焼絵で見る浮世絵がどんなものか、木の質感や焼き色の濃淡の魅力を存分に感じて頂ければ嬉しいです‼
本当ならもっと早くにお伝えしたかったのですが、ブログ開始時期が昨日からになりましたので展示期間ギリギリでのご案内になってしまいました (笑)
最後になりますが、私はこの展示会を機に改めて浮世絵の持つ魅力や日本の伝統文化の素晴らしさを知りました。
この先の焼絵アートの制作において、伝統的な浮世絵や日本画の描法を受け継いでいけたらと思います😌
【ハルネの豆知識】
今回のブログで出てきた龍魚とは、別名:龍鯉のことです。
中国の伝説で「登竜門」というのがありますが、日本では「鯉の滝登り」で知られています。
これは鯉が滝を登りきると龍に化身するという伝説で、ゲン担ぎや縁起物として人々に好まれているものです。
作品のタイトルでは龍魚としましたが、龍鯉はまさに鯉から龍に化身する様を表した絵柄です。
【霜月いろどり芸術展】
会期:2022年11月15日(火)~11月20日(日)まで。
会場:東京 京橋千疋屋本店2階 千疋屋ギャラリー
※展示している『秋郷の龍魚』は販売もしていますので、ご購入を希望される方は現地スタッフまでお問い合わせください。
販売価格 ¥180,000 多少の値引きには対応致します。
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